お通じの色が変…病気?いいえ、腸が健康になっている証拠です

ダイエット中には様々な悩みがつきものです。特にお通じに関しては、男性女性を問わず、深刻なものでしょう。中々お通じがなくてお腹が張った感覚も嫌ですし、苦しくて困ってしまいます。お通じがないということも厳しいものですが、便は健康のバロメーターでもあります。

糖質制限ダイエットをしていると、多くの人がお通じの悩みを持つことになるでしょう。と言うのも、糖質はお通じに良い影響を与える成分であることは確か。この糖質を大幅にカットしているので、どうしてもお通じは滞りがちになってしまいます。そんな時には繊維質が多い野菜を意識的に食べたり、市販薬や漢方薬に頼っても良いでしょう。寝起きに水を飲んだり、軽い運動や半身浴も腸を動かす良い刺激になります。

お通じの問題はこれだけではありません。このダイエットをしている人が驚くのは、ある日、いやに色が黒い便が出るということです。全員が全員ではありませんが、多くの人が経験する状態です。

便が黒いと何か病気ではないか!?まさか大腸がん!?と慌ててしまいそうです。それくらい、便の色には健康状態が反映されることを皆さんご存じだからですね。ですが、(大変低い確率で病気である可能性は否定できませんが)これは心配することではありません。むしろ腸が健康になっている証拠なのです。

これは「滞留便」と呼ばれるもの。一般的には「宿便」の方が有名な呼称かもしれません。便秘などによって腸の中に長く残っていた古い便です。糖質制限ダイエットの食生活の変化によって腸に影響を与え、この古い便が外に出てきたのです。体内に古いものが長く残っていることは健康な状態とは言いがたく、この現象が出た人は、腸内の環境が良くなったと考えて良いでしょう。

この宿便はいわば老廃物。老廃物が外に排出されることによって、身体の状態は良くなっていきます。一番分かりやすいのはお肌の状態かもしれません。お通じがなかった時には荒れ気味だった肌荒れが少し改善していませんか?

また、老廃物を排出すると、身体の代謝が上がります。どんなダイエットでも代謝が良くなると効果が増すのは有名な話。便の色が変わったら、代謝がアップしたと考えられます。ダイエットに更に良い効果が現れるはずですよ。

余談ですが、便の色は食べたものにも左右されます。例えば前日にイカスミを食べていたら、その色になるということもあります。お肉を多く食べる欧米人の便の色も黒っぽいと言います。逆に色が薄い食べ物が多ければ、便の色も黒さが少なくなることでしょう。「宿便が綺麗になったはずなのに便が黒い、やっぱり病気!?」と心配することはありません。バランスの良い食生活を心がけて、ダイエットを続けて下さいね。