お弁当が用意できない!忙しい人のランチはコンビニでしのげます

会社にお勤めの人や学生さんなら実感することかもしれませんが、ダイエットをすると外でランチを食べる時がとっても大変です。特に糖質制限ダイエットだと、主食であるご飯やパン、麺類は回復期になるまでNG。しかし世の中のランチタイム、お店を覗いてみると、何と糖質の多いメニューばかりであろうことかと嘆きたくなってしまいます。

大盛りのカレー、お洒落なカフェ飯、手軽にサンドイッチやお弁当でも、メインにどーんと置かれているのはほとんどが糖質。これでは導入期も減量期も、量によっては回復期もへったくれもあったものではありません。

そこで多くの人がお弁当生活をしているようです。おかずは糖質を抑えやすいメニューがたくさんありますし、冷凍食品も実は糖質が低いものが結構あります。主食の部分はお豆腐や厚揚げを潰して炒めてご飯に見立てるという、驚きの工夫をしている人もいます。お料理上手の人はお弁当でも美味しく気軽に糖質制限ダイエットができるようですね。

しかし誰もがお弁当を持って行けるわけではありません。朝にそんな時間を割けない人や、お料理そのものが苦手という人もいます。こういった人たちはおのずと外食になりますが、先にも言ったように世の中のランチタイムは糖質が氾濫しています。何を食べるか迷うと言うより、何が食べられるのかと迷ってしまいそうですよね。

こんな時、意外にも役に立つのがコンビニです。コンビニのお弁当棚にはやっぱり糖質いっぱいのものばかり……と眉をひそめたくなりそうですが、実際はそうでもないんです。成分表を見てみると、意外や意外、糖質の低いものがたくさん。

今はコンビニも栄養を気にする人をターゲットに、様々な商品を出しています。職場のデスクで食べるのなら、多少かさばっても大丈夫でしょう。コンビニの食品棚にお豆腐はありませんか?ゆで卵も売っていますよね。サラダも葉野菜たっぷりで、中にはチキンが載っている贅沢なものもあるかもしれません。

これに糖質が低いお味噌汁やスープを選んで、今度はホットスナックのコーナーをチェックしてみましょう。揚げ物ばかりでうーんとなってしまいますか?ところが今時のコンビニスナックは侮れません。グリルしたチキンや昔ながらのフランクフルトを要チェックです。そう、衣がついていなければ糖質は劇的に低くなりますよね。

コンビニによっては自社開発した、低糖質のパンも売っています。健康ブームの中、糖質制限をする人が多くなっていることに目を付けたのでしょうか。いずれにせよ、糖質制限ダイエットには強い味方です。また普段は食べられないパンですから、喜びもひとしおですよね。このパンにグリルチキンを挟んで、ちょっとしたサンドイッチを楽しむこともできます。

他にもコンビニには缶詰が置いてあるコーナーがあります。缶詰も実は糖質制限ダイエットの強い味方です。成分表を見てみると、予想以上に糖質が低いことに驚くと思いますよ。缶詰は家に買い置きもできますし、様々な種類があって、好みのものを選ぶのも楽しいです。積極的に活用していきたいアイテムのひとつですね。

コンビニでのランチ選択に慣れると、毎日食べるものが決まってしまいがちです。飽きてきたな……と感じたら、ちょっと足を伸ばして別のコンビニを覗いてみましょう。そこで意外な美味しいものに出会えるかもしれませんね!

中々痩せない…糖質制限とカロリーの関係、落とし穴

導入期はうまくいったし、数値を計算したらこの糖質制限ダイエットが体質に合っているから痩せやすそうだし、それなら本格的に減量期にチャレンジ!……したはいいものの、どうも噂通り体重が落ちない!全部気をつけて実践しているのにどうして!?こんな状況に陥っている人はいませんか?実は珍しいことではなく、このダイエットではたまに見かける現象です。

もちろん、全ての人に起きる現象ではありません。ほとんどの人は導入期を超えれば減量期で面白いくらいに体重が減っていくものです。しかし中には、どうしても減量期で体重の変化がストップしてしまうということがあります。最初にこの現象を耳にした時、これはどういうことだ、と私も首をひねったものです。

しかし該当者の話をよくよく聞いていると、共通点があることが分かりました。減量期に体重変化がストップしてしまった人は、圧倒的に摂取カロリーが足りなかったのです。このダイエットは摂取した栄養価を使って体内の糖や脂肪を分解し、排出して痩せていくシステムですので、カロリーが足りなければ当然栄養価も足りず、体重の変化が止まってしまうことは当然と言えば当然なのです。

中には純粋に、主食やおやつを抜いたら摂取カロリーが低くなってしまっただけの人もいます。こんな人は豆腐や卵、他の食材を使って食べる量を増やせばすぐに改善します。早ければ翌日、遅くても一週間以内にはまた体重の変化が始まるでしょう。

しかし問題は、「カロリー制限のダイエットと並行してやったらもっと効果があるんじゃないかしら!」と思い込み、糖質カットだけではなく、カロリーカットまでしてしまう人です。これは糖質制限ダイエットの根本を理解していないわけで、単なる低栄養状態になってしまっているのです。

低栄養状態は、つまりは身体が危機感を覚えてしまう状態ということ。これ以上エネルギーが足りないと健康が阻害されてしまう、と感知すると、身体は生命維持のために「溜め込みモード」に入ってしまいます。体内の糖や脂肪を分解して排出するなんてとんでもない!これは大事な貯蔵分です!と、身体は頑なに糖や脂肪を抱え込んでしまうんです。

糖質制限ダイエット中はカロリーの「上限」はそこまで神経質に意識しなくても良いのですが、「下限」は意識するようにした方が良いでしょう。男性であればやはり1800キロカロリーは欲しいところですし、女性は1600キロカロリー。本当は2000キロカロリー、1800キロカロリーと、ダイエットを必要としない人と同等のカロリーを摂取しても良いくらいです。

糖と脂肪を分解するには身体のエンジンのスイッチをかけなければいけません。必要な栄養が不足していては、そのスイッチは決して入ることはありません。長年カロリーというものに悩んできた人には勇気がいるかもしれませんが、ここはひとつ、騙されたと思って、スイッチを入れるために妥当なカロリーを摂取してみましょう。

カロリーを摂るダイエットがおかしいのではなく、身体が危機を感知するほどのカロリー制限がおかしいのです。カロリー制限のダイエットでも、極端なカロリーカットは良くないと提唱していることがほとんどです。正しい知識を身につけて、綺麗に、何より健康に痩せられるようにしたいですよね。

ずっと綺麗でいたい!マイペースでお手軽メンテナンス

回復期が終わってほっとして、前よりも一膳のご飯を味わって食べるようになったのではないでしょうか。このダイエットの成功者は、以前よりもご飯やパン、主食を味わって食べるようになる人が増えるようです。かくいう私も今はゆっくりじっくり味わうようになりました。糖質制限ダイエットをしている間は忘れていた味ですが、また食べるとやっぱり美味しいなぁと思います。

しかしこの美味しさに流されるとあっという間にリバウンド。身体が糖質を過剰に受け入れるのではなく、そもそも、糖質を過剰に摂っていたのが体重の増えた原因の一つなのですから、また同じことをしてしまえば当たり前ですよね。でも導入期、減量期、回復期で身体を作って来たのであれば、「どれくらいの糖質が身体に必要か」が分かるようになっているはずです。

前よりも少し減らして、おやつも少し気を遣って……と、基本的にはこれくらいで充分に維持できます。別に「決めた量以上を絶対食べてはいけない!」「おやつを食べてはいけない!」ということではなく、「食べ過ぎたから明日は糖質を減らしてコントロールしよう」「今日は糖質の高いおやつを食べたから明日は糖質が少ないものにしよう」と、この程度でいいんです。

外食をする時も、糖質を計算するとこの定食は少し残さなければいけない、残すなんてもったいないしお店の人に悪い……そう思ってしまう瞬間もあるでしょう。でも、そんな時は発想の転換です。お店の人に「少なめに盛って下さい」と言えばいいだけじゃないですか。簡単なこと、当たり前のことのようでも、こんな細かいことを忘れている人も案外多いんです。

社会で生きていれば、どうしてもお付き合いでの食事が増えたり、美味しそうなお土産を頂くこともあります。たまに行く旅行では体重を気にせず、思う存分食べたい、楽しみたいと思うのも当然です。その全てを楽しんだ上で、ちょっと気を遣うだけで理想の体重が維持できる。それが糖質制限ダイエットなんです。

今日多かった分は明日の量で調整する、という方法は、自分に甘い人ならともすればリバウンドの原因になるかもしれません。でもこのダイエット、何だかんだで慣れるまでは結構大変でしたよね?それを思い出せば大した努力ではないはずです。また、他のダイエットに比べると、やはりダイエット完了後も気にかける点や我慢する部分が少ないのも良いところ。

我慢する部分が少ないということは、ストレスなく、一生お手軽に体重管理ができるということでもあります。いつもカロリーだ何だとキリキリするより、まったりゆっくり、マイペースでメンテナンスを行うくらいの気持ちでいきましょう。

余談ですが、ストレスは太る原因として有名です。ストレスが胃酸を酸化させて吸収能力をおかしくしたり、自律神経を狂わせて、食欲を抑えられなくなったり、必要がない時でも異様に栄養価の高いものを食べたくなったり……。こんな厄介なストレスが、ダイエットで発生したら本末転倒もいいところです。

ストレスフリーでマイペース、そして長く気楽にメンテナンス。糖質制限ダイエットに成功した人は、そこから先の人生も、必要以上のダイエットを気にかけることなく綺麗なままでいられるんですよ。

回復期が一番注意!少しずつ普段の食事に戻していこう

さて、糖質制限ダイエットで一番気をつけなければいけない時期が回復期です。先に説明したように、摂取する糖質量を徐々に増やしていき、通常の食事に近づけて行くことが目的です。この段階が上手くいけば、あなたはこのダイエットの成功者だと胸を張って言えるようになります。ただしここで失敗すると、無残なリバウンドが起きることも悲しい事実。

回復期に入ったら、一日の糖質量を少しずつ増やしていくことになります。その量は5gから始めることが望ましいですね。リバウンドがないように適した糖質量は、一日での合計が250gが理想です。この数字を守れるようになれば、リバウンド知らずのまま維持していくことができる身体になります。

そう、回復期の目的は、導入期、減量期で行ってきた減量効果と並行してこっそり行われていた、体質改善を完成させるところにもあるのです。この体質改善が成功すれば、それこそ今後少し太ってしまっても、すぐに痩せることができるようになります。もうあなたは痩せる方法を手に入れたわけですから、体質を再び変えることなく、基本的なことを守っていれば、あっと言う間に適正体重をコントロールできるようになります。

一日の合計が250gというと、多いのか少ないのか分かりにくいかもしれません。数値としては、糖質制限ダイエットをしていない、一日2000キロカロリーを必要とする体型の人の必要当質量が300gということから、それに対して少し少ない程度であることが分かります。つまり、「普通の食生活の中でコントロールできる量」ということになり、極端な我慢や節制を求められる数値ではないのです。

例えば、ご飯をお茶碗一膳分食べたとします。この糖質量はいくつになるか分かりますか?約55gです。ご飯を一日三回、一膳ずつ食べたとしても165g。理想とされる250gにはまだ余裕がありますよね。他のおかずやおやつに糖質が含まれることも考えると、ご飯だけで随分多いような気がするかもしれませんが、それは「ダイエット前はそれほど余分な糖質を摂っていた」という証明なんです。

ご飯の量を半膳にすれば、まだまだ糖質を摂る余地はあります。これなら普通の定食を頼んでも大丈夫。私は以前に「揚げ物も食べて良い」と言いましたが、ポイントは「衣を全部食べない」ということ。衣にも糖質が含まれていますから、これを食べなかったり、半分にすれば問題ないわけです。ご飯や主食についても同じことが言えます。

回復期でこういった食生活に慣れていくと、その後の維持がとても楽になります。難しく考えることもなく、外食の時も、家で空腹の時も、「あれなら食べて大丈夫、あれはこのくらい食べて平気」とすぐに分かるようになります。

それでも糖質がどうしても少ない、前のようにもっとお腹いっぱいご飯を食べて揚げ物を食べて……と思ってしまう人は、残念ながらせっかく減量した体重も、改善された体質も無駄になってしまうことを覚悟して下さい。

年中カロリーを気にして食べたいものを我慢するのと、少し量を減らすだけで(しかも他のものはお腹いっぱい食べられる)良いこの環境と、あなたはどちらを選びますか?それは回復期、久しぶりに糖質を口にした時に考えることかもしれません。ただ、私でしたら、あれこれ気にして毎日を過ごすより、ちょっと減らして他のものをお腹いっぱい食べられる糖質制限ダイエットを選びますね。

回復期は導入期から頑張った最後の仕上げ。良い結果を出して満足できるように、あと少し、頑張って下さいね!