まずは痩せる準備をしよう!導入期に身体を慣らします

糖質制限ダイエットの最初のステップ、導入期。この導入期で糖質をカットした食生活に慣れるようにしましょう。導入期は平均して二週間が望ましいとされています。この間に、精神的にこのダイエットに耐えられるかどうか(糖質を抑えた食事でストレスを感じないか)、耐えられるのであれば、体内の糖や脂肪を摂取した栄養価でエネルギーに変えることができるようになるかを判断します。

特に後者は重要です。このダイエットは実行した人たちに大きな効果を実感させ、支持を得ているものですが、中にはどうしても痩せられなかったという人がいます。こういった人たちは元々ダイエットが必要ない体重であった可能性と、身体が糖や脂肪をエネルギーに上手に変えられなかった可能性があります。

このダイエットは必要以上に体重を落とすことが難しいとされています。確かに減量を目的とするダイエットではありますが、あくまで健康的に美しく痩せるためのものだからです。身体が「これ以上の減量は不健康だ」と判断した場合、身体は自動的にエネルギーを守る体制を作り出します。ダイエットが必要ないとされる人は、この時期に判断ができることでしょう。

身体が糖や脂肪をエネルギーに上手に変えられない人は、これはもう体質としか言いようがありません。とはいえ、身体のどこかに異常があるのではなく、単に身体が「このダイエットは必要ないよ」と言っているだけなのです。効果が高いとされるダイエットを諦めるのは悔しいかもしれませんが、他のダイエットを探すようにしましょう。

導入期では今までの食事とがらりと変わります。まず「糖質」と言うくらいですから、砂糖やそれに準ずる成分はNGとなります。食事で重視して頂きたい栄養素は、タンパク質、脂質、繊維質、ビタミン。タンパク質は特に重要ですので、カロリー制限のダイエットで忌避されがちな肉も食べることができます。

基本的にカロリーを無理に抑えた食事をする必要はありません。このダイエットはカロリーよりも栄養価を重視します。体内の糖や脂質をエネルギーに変えるには様々な栄養価が必要です。栄養価が不足すればその効果はなく、体調に変化をきたしてしまう可能性もあります。

あくまで目安ですが、一日のカロリーは2000キロカロリー程度が望ましいとされています。ダイエットの経験者には驚いてしまうような数字かもしれませんが、これだけのカロリーを摂らなければ、必要な栄養素を食事で賄うのが実は難しいということを認識して下さい。

そして導入期で特に見られる傾向なのですが、ご飯やパンといった主食がないことから満足感を得られず、「いくら食べてもお腹がいっぱいにならない」と思い込んでしまう人がいます。しかし主食がなくても、かなりの量の食事をしていることに気づくことができれば、「こんなに食べたんだ!」という満足感を得ることができると思います。

食事の時に気をつけて頂きたいのは、バランス良く食べるということです。これはダイエットだけではなく、健康的な生活では必須の意識ですよね。導入期では特にこれを意識しましょう。

始めの数日はあまり体重に変化はありません。しかしここで絶望して、食べる量を減らしたりすることはやめて下さい。充分な量を食べて、糖質をかなりカットした食事に慣れ、水分をしっかり摂っていると、この二週間の間に突然ストーンと体重が落ちることがあります。落ちる数字は人それぞれですが、平均して2~3kgは落ちるようです。

この減少があれば、あなたの身体は糖質制限ダイエットを続ける準備ができたという証です。このまま減量期に突入しましょう!