リバウンドしたくない!回復期の注意事項

減量期で驚くほど順調に体重が落ちた人がほとんどでしょう。一体どこまで落ちるのかと、毎日体重計に乗るのが楽しくて仕方なかった人たちもいるのではないでしょうか。まだ実行していない人に勧めたくなってしまいたくなるくらいですよね。

導入期、回復期と続けていた人たちも、一生体重減少を目指すわけではありません。元々この糖質制限ダイエットは、身体が不健康な状態になるほどには痩せられないものなのです。不健康なほど痩せたい!という人を強く止める権利は私にはありませんが、このダイエットでは不健康になりたくてもなれませんよ、ということは念押ししておきますね。

さて、目標の体重になれた人は、最後に食事を徐々に元のように戻して行かなければいけません。一生糖質をカットしていっても健康に被害はありませんが、いつまでもストイックな食生活をすることは難しいでしょう。たまの外食も思い切り楽しめないかもしれません。

しかし、以前のように「身体に過剰なほどの」糖質を摂る必要性はありませんね。そんなことになればリバウンドをしてしまうのは自明の理ですし、何より、一度痩せた体重をあっさり戻すのは悲しいことです。身体に必要な糖質を摂るように心がけながら、体重も維持していくということが一番の理想です。

リバウンドを防ぐのはこの回復期が終わってからになります。回復期はまだダイエット期間と考えて下さい。落とした体重を安定させ、始めて回復期が完了し、維持期(日常生活)へ戻っていくことになります。この回復期で気を抜くのはまだ早いですよ。ここで失敗すると、減量期で成功した分があっという間にチャラになってしまいますからね。

回復期で行うことは、「一日の糖質量を徐々に増やしていく」という作業になります。では、どの程度の量まで増やせばいいのでしょうか。これは体質や体格にもよりますが、おおむねは「一日250g程度」となります。今までの20gに比べると10倍以上ですね。この数字は維持期も同じことになります。体重を増やすことなく、維持していくにはちょうどいい数字なのです。

回復期でもいきなりこの250gを摂るわけではありません。少しずつ、少しずつ増やしていきます。増やしていく中で体重の急激な増加が見られたら、日常生活に適した糖質の量はその手前の量ということになります。

変化が分かりやすいように、最初は5gずつくらいから増やしていくと良いでしょう。それから徐々に10g、20gと増やしていけば、おのずと適正量が分かってきます。体重が安定したと思ったら、しばらくその糖質量を摂ることに努めましょう。今まで糖質をカットしてきたため、増やすには勇気がいるかもしれませんが、適正な量なら心配することはありません。

糖質を摂っても体重に変化がなく、安定した数字が続くようになったら回復期は完了です。糖質制限ダイエットを始める前に着ていた服に袖を通して、自分がどれだけ痩せたかを実感したり、女性であれば新しいメイクを考えてみるのも楽しそうですね。

これといったストレスらしいストレスもなかったダイエットだとは思いますが、成功を思う存分喜んで、周りに自慢したり、勧めてみれば、周りの人もこっそりダイエットを始めるかもしれませんね。